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災害が起きる前の危機管理

【 日頃から災害への危機意識を持つ事】

地震や火災は今日起こるかもしれません。日頃から「もし地震が起きたら」「もし火災が起きたら」という強い危機感を常に持ち続ける事が一番大切な事です。

【 災害への備えをする事】

火災が起きた時に何をしたらよいのか?どう避難したらよいのか?を家族で定期的に打ち合わせる事が必要です。心構えと方法、そして必要なものを前もって準備しておく事が重要です。

災害が起きたときの危機管理

【 冷静な判断で行動できる自助の能力を養うこと】

災害が突然に襲っても、あわてず冷静に行動しなければなりません。家族との連絡方法や避難場所の取り決めなど、あらかじめ決めておく事が大切です。そうすれば心の準備もできて、いざというときに大いに役立ちます。

【 おとなりとの助け合いを心掛ける事】

災害が襲うのはあなただけではありません。自分だけが、家族だけが助かればよい…という考え方ではなく、地域社会・おとなり同士が助け合って災害に立ち向かう事が必要とされます。

【 建物の防災設備を確認する】

あなたがお住まいのアパートやマンションには、いざという時に備えて、各種の防災設備が設置されています。
物件により異なりますのでご確認のうえ、避難方法をご家族やおとなりさん達と前もって打ち合わせをするようにしてください。

地震に備える

■備蓄は最低3日分準備する

食料×3日 飲料水×3日 燃料×3日
生活用水と消火用水 携帯ラジオ 照明器具 工具

■ 非常持ち出し品はリュックサックの中に

日用品 衣類 貴重品 救急・安全用品 食料品

■ 落下物の整理点検

転倒防止用器具で家具を固定する。
照明器具・絵画なども落下防止策をする。
食器棚・ガラス戸にはガラス飛散防止フィルムを貼る。
重いものや割れるもの、落ちてケガするものは高い所に置かない。

■ 安全で迅速に避難するために

厚いスリッパや靴、メガネをベットや枕元に置いておく。
廊下・階段・玄関に物を置かない。
助けを求めるためのホイッスルも準備しておく。

■ 身の安全が最優先

“自分の身は自分で守る”そして家族に安全を呼びかけましょう。
まず地震が起きたら座布団やクッションで頭を守り、丈夫なテーブルの下に足を折り曲げてもぐり、落下物から身を守ってください。

■ すばやい火の始末

地震の大きな揺れは1分以内におさまります。それからガスの元栓を切り、電気のブレーカーも切りましょう。
もし出火したら小さな火のうちに消火器や水で初期消火しましょう。

■ 安全な避難

逃げ道を確保する
あわてて飛び出さない
徒歩で避難する
非常持出し袋(防災備品)を忘れない
ご近所に声を掛ける
狭い道・崖下・川べりは避ける
家族で決めている場所に避難する

■ 正確な情報を得る

デマに惑わされないで正しい情報を得ましょう。非常持出しのリュックサックの中に用意してある携帯ラジオで新しい情報を常に入手することが大切です。

■ となり近所と助け合い、大きな声で呼びかける

となり近所の人が安全かどうかを大きな声で呼びかけましょう。避難の際にも声を掛け合う事を忘れないようにしてください。

火災を出さないために

■日頃から火の管理を厳しくする

寝る前や外出時には火の元を必ずチェックする習慣を家族全員が身につけましょう。
火災の恐ろしさに対して強い危機意識を持つように家族全員に呼びかけましょう。
消火器の扱い方を家族全員がマスターし、設置位置を確認し、いつでも使えるようにしておきましょう。

■ 放火を防止する

部屋の外回りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
怪しい人がいたら、すぐに110番!!
※念のため当社にもご連絡ください。

■ タバコの後始末は忘れずに

寝タバコは絶対しない。
吸殻をゴミ箱に捨てない。
くわえタバコで歩かない。

■ 子供の火遊びに注意する

子供の手の届くところにマッチやライターを置かないようにしましょう。
子供にマッチやライターを触らせないでください。
日頃から子供に対して火災の恐ろしさを言い聞かせましょう。

■ 暖房機器への警戒心を高める

給油する時は火が完全に消えた事を確認しましょう。
暖房機器の上や横に洗濯物を置いておかないでください。
カーテンや燃えやすいものから離して使用しましょう。

危機管理マニュアル
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